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2024年2月12日(月)は初午(はつうま)です。
初午とは2月最初の午の日で、
全国の稲荷神社でお祭りが行われます。

今回は初午の意味や、初午に縁起の良い行事食
「おいなりさん」について、全国の特徴的ないなり寿司や、
時間がなくても簡単に作れる
「紅生姜と菜飯のおいなりさん」
「切り昆布のおいなりさん」
レシピを紹介します。

あと他に、こちらも初午の際によく食べられる行事食
「けんちん汁」レシピも併せて紹介します。

寒い冬に温かい具沢山汁物は、
お腹も心も満たされますね♪




初午とは?

鳥居
元々「稲荷」という言葉は「稲生り」に由来し、
農村では稲荷神を祀っているところがありました。

稲荷神の使いとされる狐は、家を守ってくれるという考えが結びつき、
稲荷信仰が広まったそうです。

そして2月初めの午の日に穀物の神様が稲荷山に降臨したとされ、
全国の稲荷神社で豊作・商売繁盛・家内安全を祈願する
「初午祭」が行われるようになりました。




初午の行事食・全国各地のいなり寿司!

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初午に縁起の良い行事食といえばお稲荷さん、いなり寿司です♪

このお稲荷さんですが、関東と関西では形が違います。
関東では俵型が主流で、これは米俵に見立てた名残といわれています。
関西では三角が主流で、こちらは狐の耳に見立てたモノなんだとか。
稲荷信仰が反映されているんですね~。

他にも地域によって味付けや形・具に違いがあります。

北海道のいなり寿司は甘辛く、濃い色合いのお稲荷さん♪
愛知の一部のお稲荷さんは味噌風味★甘辛くっておいしいんです!
青森のおいなりさんは紅生姜が入って、甘いピンクのご飯♪
これもさっぱりピリうまです。

他にも六本木名物と言われ、揚げを裏返しで包む
「おつな寿司」があります♪
六本木にはテレビ局があり、裏返しにしたいなり寿司を食べることで、
裏番組を「食う」という意味があるそうです。

そして日本で一番長いと言われるのが、
埼玉県熊谷市名物のおいなりさんです。

聖天寿司と呼ばれ、通常の倍ほど長さがあり、
これは江戸時代のいなり寿司の形を反映しているとされています。

しかし、当時の味付けは、現代に比べ酢飯の塩は2~3倍(; ・`д・´)
油揚げを煮る砂糖の量もかなり濃い味つけが特徴で、
それをわさび醤油で食べていたんだそうです。




【レシピ】おいなりさん2種

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2種類のお稲荷さんを紹介します。
まず、ご飯を包む油揚げを煮含めましょう!

お稲荷さんの油揚げの煮方

  • 油揚げ  4枚
  • だし汁  1カップ
  • 醤油   大さじ2
  • 砂糖   大さじ2強
油揚げは半分に切り、中を開いて袋状にします。
開きにくいときは、油揚げの上に菜ばしを転がし、
少しずつ開くと開きやすくなります。

熱湯で1~2分茹で、油抜きしたら、
ざるに上げて粗熱をとります。
手で触れるくらい冷めたら、両手ではさんでぎゅっとしぼり、
水けを切ります。

フライパンにだし汁・醤油・砂糖を入れ、油揚げをひたし、
落としぶたをして煮ます。

煮立ったら弱めの中火にして、煮汁が少し残るくらいまで
10分程度煮ます。
そのまま冷めるまでおいたら出来上がりです。

【レシピ】紅生姜と菜飯のおいなりさん

まずはサッパリ味♪時間がなくても簡単に作れます。

高菜漬け・紅生姜をお好きなだけ用意し、刻みます。
炊き上がったご飯に刻んだ高菜漬け・紅生姜・
紅生姜の汁少々・挽きたての山椒を加えて混ぜ、
油揚げに、軽く握ってから詰めたら出来上がり♪

【レシピ】切り昆布のおいなりさん

  • 切り昆布   15g
  • にんじん   1/4本
  • ちくわ    1本
  • 昆布の戻し汁 100ml
  • 醤油     大さじ4
  • 砂糖     大さじ1
  • 酒      小さじ1
  • 寿司酢    適量
  • ご飯     3合分
切り昆布は綺麗な布巾で表面を拭き、
水を入れたボールに10分ほど浸します。
ザルに上げ水をきっておきます。
戻し汁100mlも使いますのでとっておきます。

にんじんは細切り、ちくわは斜め切りにします。

フライパンに油をひき、食べやすく切った昆布を炒め、
にんじん・ちくわも加え、炒めたら昆布の戻し汁・醤油・
砂糖・酒を加え、煮汁が少し残るくらいまで煮詰めます。

炊き上がったご飯に寿司酢を混ぜ、煮詰めた具を加えたら
切るようにしゃもじで全体を混ぜます。

煮て半分に切った油揚げに、軽く握ってから詰めて出来上がり。


昆布は低カロリーで食物繊維やカルシウムを豊富に含んでいます♪
是非食べてみてくださいね♪




【レシピ】初午の行事食・けんちん汁

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初午に食べるもののひとつに「けんちん汁」があります。
初午にけんちん汁を食べるのは関東地方に残る風習で、
もともとは節分や恵比須講・初午など、
冬の行事食にはけんちん汁がつきものだったそうです。
しかし時代と共に、こうした行事がすたれてしまったのだとか。

昔は野菜のくずも集めて、炒めてけんちん汁にしていたのだそうです。
大根・にんじんの皮を剥かないのも「捨てるものは何もない」という
禅寺の心が込められています。

今回はそんな歴史を思い出しながら、
けんちん汁発祥の地・建長寺の「けんちん汁」を紹介します。

【レシピ】けんちん汁


鍋に水1リットルを入れ、昆布10cm・干し椎茸2枚を加えて
一晩置いたら取り出します。

ごぼう30gは皮をこそいでささがきにし、
干し椎茸・蓮根30gは食べやすい大きさの薄切りにし、酢水に放ちます。

大根40g・にんじん30gは皮を剥かずにいちょう切り、
里芋30gは皮を剥いて、食べやすい薄さに切ります。

小松菜2株はさっと茹でて冷水にとり、
食べやすい大きさに切っておきます。
木綿豆腐1/4丁は軽く水を切っておきます。
こんにゃく1/4枚は表面に箸で穴をあけ、ちぎって、乾いりします。

フライパンに油をひき、ごぼう・蓮根・大根・にんじん・
こんにゃくを入れて強火で炒めます。

油が全体にまわったら鍋に移し、酒少々・里芋・干し椎茸を加え
アクをとりながら、中火で30分煮込みます。

この時あまりがしゃがしゃと混ぜないほうが、煮崩れずに煮えます。

豆腐を手で崩しながら入れ、全体をざっくりひと混ぜしたら、塩小2/3を加え
弱火で10分、そのままかき混ぜずに置いておきます。

しょうゆ大1と1/2・みりん大1・を加え
ごま油大2を回しかけたら火を止めます。

器に盛り、仕上げに小松菜をのせたらできあがり。 





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