◆当サイトはアフィリエイト広告を利用しています◆ 2024/7/27更新
「茗荷（みょうが）」は、夏至の時期に旬を迎える和ハーブです。
独特の香りとシャキシャキ感は、梅雨のじめじめ感や
これから迎える本格的な暑さまで、すべてを一掃してくれるよう。
今回は「茗荷（みょうが・ミョウガ）」について
栄養や効能、みょうがレシピを紹介します！
夏はスタミナのつくものが良いと言われていますが、
湿気の高い日本では、サッパリした物も食べたくなりますね。
そんな時に役立つのが夏の和ハーブ「茗荷（みょうが）」です。
茗荷には2種類あり、私たちが通常スーパーなどで見かける
花のつぼみのような形をしたものを「みょうが」と呼んでいますが、
茗荷の偽茎の部分を軟白栽培した
「茗荷竹（みょうがたけ）」というものもあります。
みょうがはショウガ科ショウガ属の野菜。
英語で「Japanese ginger」と呼ばれるように
生姜にも似た爽やかな香りがあります。
日本では古くから食用として栽培されてきました。
爽やかな香りはアジア全体の料理にマッチすると思うのですが、
意外にも日本でしか食べられていない野菜なんです。
そんなみょうがの旬は長く、「夏みょうが」の旬は6～8月
「秋みょうが」の旬は9～10月です。
先述した茗荷竹の旬は2～8月となります。
ちなみに私は茗荷を育てていますが、栽培はものすごく簡単です☆
あまり家庭菜園マメではない私が育てられるくらいなので、
初心者にもおすすめです。
私は子どもの頃からみょうがが大好きだったのですが、
昔はおばあちゃんに
「あんまりみょうがを食べすぎると、物忘れするよ！」
と言われたものでした。
これは“お釈迦様のお弟子さんの話”に由来することは有名ですね。
お釈迦様のお弟子さんの一人・周利槃特（しゅりはんどく）は
自分の名前も覚えられないほど物忘れがひどかった。
周利槃特が亡くなり、そのお墓から茗荷が生えてきたため
「茗荷を食べると物忘れをする」と言われるようになった。
・・・だいたい、こんな話だったと思います。
しかし、事の真意は別にありました。
周利槃特は名前も覚えられなかったため、托鉢に出かけても
お釈迦様の弟子と認められず、お布施を貰う事が出来ませんでした。
憐れんだお釈迦様は「周利槃特」と書いたのぼりを作り
「明日からこれを背負って托鉢に行きなさい。
名前を聞かれたら、のぼりを指差しなさい。」と伝えました。
次の日から托鉢の時にのぼりを背負っていくと、
お釈迦様の書かれたのぼりをありがたがり、お布施をいただく事が
できるようになりました。
しかし、何年修行を続けても、修行の作法も句のひとつも覚えられません。
自分の愚かさに涙を流す周利槃特に、お釈迦様は
「自らの愚を知るものは知恵者である」と諭し
ほうきを渡して「垢を流し、塵を除く」と唱え、
毎日掃除をしなさいと教えました。
その日から周利槃特は毎日掃除を続け、何年も経った頃、
「汚れが取れにくいのは、人の心も同じ」ということに気づきます。
ついに周利槃特は自らの心の垢や塵をすべてを祓い、
悟りを開き、阿羅漢果を得たのです。
周利槃特が悟りを開いたことに驚く人々に、お釈迦様は
「悟りとは、多くのことを学ばなければいけない、
ということではないのです。ほんの短い教えの言葉であっても、
その言葉の本当の意味を理解し、道を求めていけば、
悟りを開くことができるのです」と伝えました。
その後、周梨槃特が亡くなり、お墓に見たこともない草が生えました。
自分の名を背に荷（にな）って努力しつづけたことから、
「茗荷（みょうが）」と名づけられました。
これが、みょうがと名付けられた由来だそうです。
大人になってから知ったお話です。
みょうがの栄養はほとんどが水分で、
決して栄養豊富な野菜ではありません。
しかし特筆すべきは、香りの素である精油成分
α-ピネンにあります。
α-ピネンには眠気をスッキリさせ、身体のめぐりを
良くしてくれる働きがあります。
爽やかな辛味成分は熱を鎮め、呼吸もすっきりさせてくれるため
口内炎やのどが痛い時にもおすすめです。
また、カリウムが豊富であるため、むくみ予防にもおすすめです。
注意点は、αピネンは揮発性なので、
切ってから時間が経つとなくなってしまいます。
食べる直前に切って、生のままいただくのがおすすめです。
食べる直前にさっと水にさらすと、アクが抜けて食べやすくなります。
選び方としては、中身が詰まっていて光沢があり、
赤い部分が鮮やかで映えるものが◎
先端が開いていたり、中から花が出てきているものは避けましょう。
和ハーブ・みょうがの香りを活かしたレシピ
「焼き茄子の利休ダレ」
「茗荷ときゅうりのベトナム風ピリ辛漬け」
「茗荷のアチャール」を紹介します。
冷やしたら縦半分に切り、横に3等分くらいに切ります。
万能ねぎ・みょうが・新生姜適量は細かく刻んでおきます。
サニーレタスは食べやすい大きさに千切りにします。
ボウルに練り胡麻・だし汁・砂糖・醤油・ごま油・みりんを入れ、
よく混ぜて利休ダレを作っておきます。
器にサニーレタス・焼き茄子・青ネギ・みょうがの順にのせ
ボウルにあわせた利休ダレをかけ、
かつお節適量をふったら出来上がり。
このメニューは以前私が経営していた店でも
人気メニューだったんですよ♪
千利休が好んだとされる「利休ダレ」とは、ゴマだれのこと。
和食屋さんでは休むという字はゲンが良くないので、
「利休」ではなく「利久」と書くお店もあります。
冷たく冷やした焼き茄子にこっくりとしたゴマだれは相性抜群♪
新生姜と茗荷か絶妙なアクセントをプラスしてくれます★
フライパンに大さじ3くらいの油をひき、
火をつけたらすぐブラウンマスタードシード・
クミンを入れ、強めの弱火で熱していきます。
ブラウンマスタードシードがパチパチ弾けてきたら
カレーリーフを入れ、パリっとしてきたら
ターメリックを加えてよくなじませるように炒めます。
茗荷・青唐辛子・酢を加えたら火を止め、
レモン汁・黒胡椒を加えて混ぜます。
冷蔵庫で冷たく冷やしたらできあがり♪
カレーの付け合わせにはもちろん、
脂の強い肉料理や揚げ物の付け合わせにもおすすめです！
きゅうりを用意し、厚さ2/3のあたりまで、
斜めに細かく切り込みを入れます。
ひっくり返して反対側も斜めに細かく切り込みを入れながら
食べやすい幅に切ります。
茗荷は小口切りにします。
ジップロックにきゅうり・茗荷を入れ、
ナンプラー・砂糖・鶏ガラスープの素・ごま油・
酢・醤油を入れ、輪切り鷹の爪を入れたら、
空気を抜きながらチャックを閉めて、よくもみ込みます。
冷蔵庫で2時間以上つけたら出来上がり。
クセの強いナンプラーが、酢醤油と合うことでバランスがとれ
香ばしさや風味が出てくるので、
ナンプラーそのままだと苦手な方も食べやすくなります。
暑い夏の夜の晩酌にぴったりなんです♪
ご飯にもあうので、是非お試しくださいねー
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「茗荷（みょうが）」は、夏至の時期に旬を迎える和ハーブです。
独特の香りとシャキシャキ感は、梅雨のじめじめ感や
これから迎える本格的な暑さまで、すべてを一掃してくれるよう。
今回は「茗荷（みょうが・ミョウガ）」について
栄養や効能、みょうがレシピを紹介します！
夏至の和ハーブ・茗荷（みょうが）とは
夏はスタミナのつくものが良いと言われていますが、
湿気の高い日本では、サッパリした物も食べたくなりますね。
そんな時に役立つのが夏の和ハーブ「茗荷（みょうが）」です。
茗荷には2種類あり、私たちが通常スーパーなどで見かける
花のつぼみのような形をしたものを「みょうが」と呼んでいますが、
茗荷の偽茎の部分を軟白栽培した
「茗荷竹（みょうがたけ）」というものもあります。
みょうがはショウガ科ショウガ属の野菜。
英語で「Japanese ginger」と呼ばれるように
生姜にも似た爽やかな香りがあります。
日本では古くから食用として栽培されてきました。
爽やかな香りはアジア全体の料理にマッチすると思うのですが、
意外にも日本でしか食べられていない野菜なんです。
そんなみょうがの旬は長く、「夏みょうが」の旬は6～8月
「秋みょうが」の旬は9～10月です。
先述した茗荷竹の旬は2～8月となります。
ちなみに私は茗荷を育てていますが、栽培はものすごく簡単です☆
あまり家庭菜園マメではない私が育てられるくらいなので、
初心者にもおすすめです。
 | たくさん芽が出るみょうが 野菜苗 野菜 みょうが 園芸 ガーデニング ガーデン 庭 価格:2080円～ |
みょうがを食べすぎると物忘れがひどくなる？
私は子どもの頃からみょうがが大好きだったのですが、
昔はおばあちゃんに
「あんまりみょうがを食べすぎると、物忘れするよ！」
と言われたものでした。
これは“お釈迦様のお弟子さんの話”に由来することは有名ですね。
お釈迦様のお弟子さんの一人・周利槃特（しゅりはんどく）は
自分の名前も覚えられないほど物忘れがひどかった。
周利槃特が亡くなり、そのお墓から茗荷が生えてきたため
「茗荷を食べると物忘れをする」と言われるようになった。
・・・だいたい、こんな話だったと思います。
しかし、事の真意は別にありました。
周利槃特は名前も覚えられなかったため、托鉢に出かけても
お釈迦様の弟子と認められず、お布施を貰う事が出来ませんでした。
憐れんだお釈迦様は「周利槃特」と書いたのぼりを作り
「明日からこれを背負って托鉢に行きなさい。
名前を聞かれたら、のぼりを指差しなさい。」と伝えました。
次の日から托鉢の時にのぼりを背負っていくと、
お釈迦様の書かれたのぼりをありがたがり、お布施をいただく事が
できるようになりました。
しかし、何年修行を続けても、修行の作法も句のひとつも覚えられません。
自分の愚かさに涙を流す周利槃特に、お釈迦様は
「自らの愚を知るものは知恵者である」と諭し
ほうきを渡して「垢を流し、塵を除く」と唱え、
毎日掃除をしなさいと教えました。
その日から周利槃特は毎日掃除を続け、何年も経った頃、
「汚れが取れにくいのは、人の心も同じ」ということに気づきます。
ついに周利槃特は自らの心の垢や塵をすべてを祓い、
悟りを開き、阿羅漢果を得たのです。
周利槃特が悟りを開いたことに驚く人々に、お釈迦様は
「悟りとは、多くのことを学ばなければいけない、
ということではないのです。ほんの短い教えの言葉であっても、
その言葉の本当の意味を理解し、道を求めていけば、
悟りを開くことができるのです」と伝えました。
その後、周梨槃特が亡くなり、お墓に見たこともない草が生えました。
自分の名を背に荷（にな）って努力しつづけたことから、
「茗荷（みょうが）」と名づけられました。
これが、みょうがと名付けられた由来だそうです。
大人になってから知ったお話です。
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和ハーブ・みょうがの栄養・効能
みょうがの栄養はほとんどが水分で、
決して栄養豊富な野菜ではありません。
しかし特筆すべきは、香りの素である精油成分
α-ピネンにあります。
α-ピネンには眠気をスッキリさせ、身体のめぐりを
良くしてくれる働きがあります。
爽やかな辛味成分は熱を鎮め、呼吸もすっきりさせてくれるため
口内炎やのどが痛い時にもおすすめです。
また、カリウムが豊富であるため、むくみ予防にもおすすめです。
注意点は、αピネンは揮発性なので、
切ってから時間が経つとなくなってしまいます。
食べる直前に切って、生のままいただくのがおすすめです。
食べる直前にさっと水にさらすと、アクが抜けて食べやすくなります。
選び方としては、中身が詰まっていて光沢があり、
赤い部分が鮮やかで映えるものが◎
先端が開いていたり、中から花が出てきているものは避けましょう。
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和ハーブ・茗荷レシピ3種
和ハーブ・みょうがの香りを活かしたレシピ
「焼き茄子の利休ダレ」
「茗荷ときゅうりのベトナム風ピリ辛漬け」
「茗荷のアチャール」を紹介します。
焼き茄子の利休ダレ
- 茄子 2本
- サニーレタス 1枚
- 万能ねぎ・みょうが・新生姜 各適量
- 練り胡麻 大さじ2
- だし汁 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- ごま油・みりん 各少々
冷やしたら縦半分に切り、横に3等分くらいに切ります。
万能ねぎ・みょうが・新生姜適量は細かく刻んでおきます。
サニーレタスは食べやすい大きさに千切りにします。
ボウルに練り胡麻・だし汁・砂糖・醤油・ごま油・みりんを入れ、
よく混ぜて利休ダレを作っておきます。
器にサニーレタス・焼き茄子・青ネギ・みょうがの順にのせ
ボウルにあわせた利休ダレをかけ、
かつお節適量をふったら出来上がり。
このメニューは以前私が経営していた店でも
人気メニューだったんですよ♪
千利休が好んだとされる「利休ダレ」とは、ゴマだれのこと。
和食屋さんでは休むという字はゲンが良くないので、
「利休」ではなく「利久」と書くお店もあります。
冷たく冷やした焼き茄子にこっくりとしたゴマだれは相性抜群♪
新生姜と茗荷か絶妙なアクセントをプラスしてくれます★
 | 価格:2300円 |
茗荷のアチャール
- 茗荷 5個
- 青唐辛子 1本
- 酢 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- ブラウンマスタードシード 小さじ1/2
- クミン 小さじ1
- ターメリック 小1/2
- カレーリーフ 6枚くらい
- 黒胡椒 適量
フライパンに大さじ3くらいの油をひき、
火をつけたらすぐブラウンマスタードシード・
クミンを入れ、強めの弱火で熱していきます。
ブラウンマスタードシードがパチパチ弾けてきたら
カレーリーフを入れ、パリっとしてきたら
ターメリックを加えてよくなじませるように炒めます。
茗荷・青唐辛子・酢を加えたら火を止め、
レモン汁・黒胡椒を加えて混ぜます。
冷蔵庫で冷たく冷やしたらできあがり♪
カレーの付け合わせにはもちろん、
脂の強い肉料理や揚げ物の付け合わせにもおすすめです！
 | 価格:324円～ |
 | クミン シード 原形 アメ横 大津屋 ハーブ ティー ポプリ クミンシード 種 くみん ジーラ jeera cumin 馬芹 ばきん まきん うまぜり 価格:378円～ |
 | 価格:1540円 |
 | ターメリック パウダー 粉末 アメ横 大津屋 ウコン うこん turmeric クルクミン ハルディ Haldi 価格:302円～ |
 | 黒胡椒 ブラックペッパー ホール スパイス【 マリオさんのペッパー（ホール/粗挽きタイプ）20g 】 フェアトレード スリランカ産スパイス こしょう 調味料 マリオさん カレーの壺【メール便対応】 価格:388円 |
茗荷ときゅうりのベトナム風ピリ辛漬け
- きゅうり 2本
- 茗荷 1個
- 輪切り鷹の爪 1本分
- ナンプラー
- 砂糖
- 鶏ガラスープの素
- ごま油
- 酢
- 醤油 各小さじ1
きゅうりを用意し、厚さ2/3のあたりまで、
斜めに細かく切り込みを入れます。
ひっくり返して反対側も斜めに細かく切り込みを入れながら
食べやすい幅に切ります。
茗荷は小口切りにします。
ジップロックにきゅうり・茗荷を入れ、
ナンプラー・砂糖・鶏ガラスープの素・ごま油・
酢・醤油を入れ、輪切り鷹の爪を入れたら、
空気を抜きながらチャックを閉めて、よくもみ込みます。
冷蔵庫で2時間以上つけたら出来上がり。
クセの強いナンプラーが、酢醤油と合うことでバランスがとれ
香ばしさや風味が出てくるので、
ナンプラーそのままだと苦手な方も食べやすくなります。
暑い夏の夜の晩酌にぴったりなんです♪
ご飯にもあうので、是非お試しくださいねー
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